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CHAYAマクロビ レストラン / マクロビオティックとは?

先日、新宿でお野菜中心のランチができるレストランを探していたところ、見つけた「CHAYAマクロビ」。様々な種類や調理法でつくられた野菜中心の料理に、玄米、スープなど体に優しいお料理をいただくことができました。
過去にマクロビ料理を何度か食べたことはあったのですが、マクロビオティックとは何かということを詳しく知らなかったため、今回レストランに行ったことをきっかけに「マクロビオティック」とは何か調べてみました。

マクロビオティック(Macrobiotic)とは?

湖の夕暮れ

マクロビオティックとは

マクロビオティックは、「マクロ」=大きい、長い 「ビオ(バイオ)」=生命 「ティック」=学、術 を意味します。古代ギリシャ語の「マクロビオス」を語源としています。

マクロビオティックは、日常にとても取り入れやすい考え方で、日本の伝統食をベースとし、動物性のもの(特に肉)をあまり食べず、無農薬・無化学肥料で栽培された地元でつくられた季節ごとの穀物や野菜、海藻を中心とした食事をとり、心も体も健康的に過ごそうというものです。

ストイックなイメージのある「マクロビ」ですが、自分のライフスタイルや好みに合わせて、肉や卵、乳製品、砂糖はできるだけ控えようというものなので、厳しくありません。ストレスを与えることはよくないので、肉や砂糖を摂取するときは、野菜を多く取ったり、調味料や他の食べ物とのバランスや量を考えて摂取するようにして自然環境とバランスを保ち、健康的な暮らしを過ごすことを大切にしています。

はじまり

マクロビオティックは、海外のハリウッドスターなども取り入れていることから海外のイメージも強いのですが、実は日本発祥の食事法です。

石塚左玄の玄米を基本とした「食物養生法」の考え方と、東洋思想のベースとなる中国の「易」の陰陽を組み合わせたもので、桜沢如一(1893~1966)が確立させたものです。1950年以降、久司道夫によって欧米を中心に広まりました。

身土不二と一物全体

マクロビには、「身土不二」「一物全体」「陰陽調和」といったキーワードがあります。

  • 身土不二

身土不二とは、「身」=からだと、「土」=土地や環境は「不二」=離れずに結びついているもの、という意味です。
自分が暮らす場所の気候・風土に適応し、季節の変化についていくために、その土地でできた旬の食べ物を取り入れて、その土地に適した身体となり、健康的やバランスを保とうという考え方です。

  • 一物全体

一物全体とは、一つのものを(残さず)丸ごと食べる、という意味です。
食材それぞれは、丸ごと(葉、根、種子、実など)でバランスがとれているので、お米なら玄米や胚芽米で食し、穀物は精白していないもの、野菜は皮や葉、芯や根を食べるようにし、全てを無駄なく摂り食べ物を大切にすることで、健康づくりができるという考え方です。また、食材を丸ごと食べるためには、無農薬・無化学肥料で栽培された安全なものを選ぶ必要があるので、自然環境にも配慮することにつながります。

陰陽調和

マクロビオティックでは、存在するすべてのものに「陰」と「陽」があると考えられています。
陰性は、遠心的・拡散的で静かなもの・冷たいもの・水分の多いものなどを指します。
陽性は、求心的・収縮的で動きのあるもの・熱いもの・水分の少ないものなどを指します。

夏に食べるキュウリやトマトは体を冷やす陰性で、冬に食べるゴボウは体を温める陽性となります。陰と陽のバランスを整えた食事をすることで健康が保てるとされています。

自然のバランス

マクロビオティックは、できるだけ自分の暮らす土地でとれた食材を使うことで、物流時に排出されるCO2削減へつながり、無農薬・無化学肥料で栽培された食材の皮や茎、葉などを丸ごと食べることで体の健康に良く、さらにごみの減少にもつながるので、自然環境にやさしい食事法です。

CHAYA MACROBIOTICS / チャヤ マクロビ

CHAYAマクロビは、日比谷や汐留など都内に店舗を構えるレストラン(カフェ)です。

「食べてきれいになる、オーガニックな生き方」をコンセプトとし、8つのフィロソフィーを掲げています。

8 Philosophy

  1.  国産有機玄米を使用します。
  2.  有機栽培・特別栽培など、こだわりの農産物を使用します。
  3.  契約農家など生産者様を大切にし、日本の農業を応援します。
  4.  春夏秋冬の恵みを大切に「旬食材」「産地」「生産者」にこだわった食材を提供します。
  5.  海産物は産地が明確なものを使用します。
  6.  マクロビオティックをベースに、肉・卵・乳製品・精製された白砂糖を使用しません。
  7.  CHAYAマクロビのルーツである湘南・葉山の食材にこだわり、地産地消を実践します。
  8.  化学調味料、合成着色料、人工甘味料を使用しません。

引用:CHAYA MACROBIOTICS: コンセプト

チャヤマクロビ 伊勢丹新宿店

今回ランチで使用させていただいたのは、チャヤマクロビ 伊勢丹新宿店です。伊勢丹新宿店本館7階レストラン街「イートパラダイス」にあります。

chaya伊勢丹新宿店の外観

店内はダークブラウンの木目調で、落ち着きのあるゆったりとした空間です。ランチメニューは、「コース料理」、「ワンプレート」、「アラカルト」などに分かれています。

今回私は、ワンプレートメニューにある”畑 プレート ¥2,310(税込)”を選びました。
「旬の三浦野菜のグリル・サラダ・ベジタブルハンバーグ・有機玄米ご飯・スープ・ドリンク」が入ったお野菜をふんだんに楽しめる、バランスの整ったメニューです。

chaya畑プレート

(画像▶︎チャヤマクロビ伊勢丹新宿店:畑 プレート ¥2,310(税込))

chaya畑プレート惣菜2

(画像▶︎畑 プレート:スープ(左)、玄米(中央)、ベジタブルハンバーグ(右))

chaya畑プレート惣菜1

(画像▶︎畑 プレート:サラダ(左)、旬の三浦野菜のグリル(右))

スープやグリル野菜、サラダは、お野菜の甘みや食材の旨みを引き立たせた、やさしい味付けで、ベジタブルハンバーグについては、お肉のような弾力とジューシーさを感じられるハンバーグでした。また玄米は、良く噛んでゆっくり食事をすることで、胃腸への負担を軽減し、さらに少ない量でも満腹感を得られやすくなるので、「お野菜中心のプレートでお腹いっぱいになるかな?」と心配な方も、ゆっくりお食事を楽しむことで、十分にお腹を満たすことができる食事内容だと思います。

栄養バランスが整えられた健康的な食事のあとは、お腹の中が重くならず、心身ともに心地よい状態で過ごせました。

まとめ

”マクロビ”は、心と体を健康的にするため、自分のライフスタイルや好みに合わせて無理のないように、自然環境とバランスを保った食生活を取り入れようという食事法です。

「無農薬・無化学肥料で栽培された地元の野菜を選び、皮や葉を丸ごと食べる」、「肉などの動物性のものをあまり食べない」ことは、物流時のCO2削減やゴミの削減など、環境負荷を減らすことができます。

マクロビは、「できるだけ」といった気軽に取り入れられる食事法なので、これまでの自分の食生活に、マクロビの良いところを取り入れていただけたら嬉しいです。少し取り入れたことで、自分の健康に加えて、環境に良いことができたら嬉しいですよね。

私は、今回マクロビ食を食べてみて、お野菜の味がこんなに美味しく引き立たせることができる調理法があったことに感動しました。こ自宅でも、工夫して様々なお野菜を料理してみたいなと思っています。

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