最近、冬になると日本のクリスマスマーケットなどで見かけるようになった「ホットワイン」のレシピをご紹介します。ホットワインはその名の通り、赤ワインにオレンジとスパイスを入れて温めた飲み物です。シナモンなどスパイスの甘い香りが心地よくて、寒い日に飲むと体を温めてくれます。自宅でとても簡単にできますので、冬休みのお供にぜひ作ってみてくださいね。
それでは、「ホットワインの作り方」をみていきましょう!
ホットワインとは?
ホットワインとは、ヨーロッパで中世から飲まれていた歴史ある飲み物のこと。一般的には赤ワインを温めて、一緒にオレンジやレモンなどの柑橘類とシナモンやクローブといったスパイスを入れて作ります。蜂蜜や砂糖を入れるので優しい甘みが楽しめるホット・カクテルの一種です。英語では「Mulled wine(マルドワイン)」ドイツ語では「Glühwein(グリューワイン)」、フランス語では「Vin chaud(ヴァンショー)」と呼ばれています。
ホットワインの作り方
材料(2杯分)
- 赤ワイン… 375ml
(※赤ワインにはメルロー、ガルナッチャ、ジンファンデルがおすすめ。) - オレンジ… 1個
- ブランデー… 30ml
- はちみつ(メープルシロップでもOK)… 大さじ1杯
- シナモンスティック… 1本
- スターアニス(八角)… 1個
- クローブ(ホール)… 2粒
作り方
①オレンジを準備する
オレンジ1個を半分に切ります。半分は皮つきのままスライス(輪切り)、残り半分のオレンジは絞り器を使ってジュースを絞っておきます。オレンジが準備できたら、鍋の中にオレンジジュースとスライスを入れます。
②ワインを温める
オレンジが入った鍋の中に、赤ワイン、ブランデー、スパイス(シナモン、クローブ、八角)、ハチミツを入れます。材料を全て入れたら中火で約5分、湯気が立つまで温めます。沸騰させないように注意しましょう。
③しっかり温まったら、完成
小さな泡が出てきたら弱火にして、味見をして甘さが足りないと感じたらハチミツなどを足して調整します。スパイシーの香りをもっと楽しみたい時は、10分ほど長く弱火で温めると良いでしょう。ワインがしっかり温まったら、鍋からマグカップやグラスに移して完成です!
動画でも「ホットワインの作り方」を紹介しています。是非ご覧ください。
まとめ
ホットワインは複雑な味わいがなので自宅で作るには難しそうに思えますが、今回ご紹介したように材料さえ集まれば、赤ワインと一緒に鍋で温めるだけなので、とても簡単です。『シナモン』には体を温める効果、『クローブ』には胃腸の調子を整える効果があると言われています。
寒い日ポカポカ温まりたい時にホットワインを飲んで、心も体も温めましょう。
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