赤紫蘇を使った「赤紫蘇ジュース」の作り方をご紹介します。赤紫蘇ジュースはピンク色が可愛らしい爽やかな酸味のある飲み物で、夏バテ防止や美肌効果、アレルギー症状の緩和といった効果があります。シロップをお水で割るだけなので、夏の暑さで疲労を感じている時や、食欲がない時、アレルギー症状(花粉)が気になる時に飲むのにおすすめです。
それでは、「赤紫蘇ジュースの作り方と効果」を見ていきましょう。
赤紫蘇ジュースの作り方
赤紫蘇ジュースの作り方は、基本的には煮るだけなのでとっても簡単です。クエン酸がないときは、レモン汁やりんご酢で代用できます。また長期保存したい場合は、砂糖の量に気をつけましょう。クエン酸の場合、水1リットルに対して砂糖は250g以上入れます。
材料
- 赤紫蘇… 1袋(約300g)
- クエン酸… 20g(リンゴ酢の場合200cc、レモン汁はレモン3個分)
- 砂糖…500g〜800g
- 水… 2L
作り方
1. 赤紫蘇の葉を摘んで、水洗いする。
2. 大きめの鍋で水を沸かし、クエン酸を溶かして葉を約5分煮出す。
3.ピンクの鮮やかな色になったら、葉を取り出して、ジュースをザルでこす。
4.こしたジュースを鍋に戻し、砂糖を加えて20〜30分ほど煮詰める。
5.粗熱が取れたら、煮沸消毒した瓶に入れて、冷蔵庫で保管します。(保存期間の目安は3〜6ヶ月)
できあがった紫蘇シロップは、水や炭酸水で3〜4倍に割ってから飲みます。
赤紫蘇ジュースの嬉しい効果・効能
ここでは、赤紫蘇ジュースを飲むと得られる「効果・効能」を見ていきます。美容や健康へ良い働きがありますので、継続して飲めると良いですね。
アレルギー症状を緩和
赤紫蘇に含まれる、ポリフェノールの一種のロズマリン酸には強い抗酸化作用と抗炎症作用があり、花粉やアトピーなどのアレルギー症状を抑えてくれる働きがあります。同様に不飽和脂肪酸の一種であるαリノレン酸も含まれており、この成分もアレルギー症状の緩和に役立ちます。
美肌効果
紫蘇に含まれる高い抗酸化力のあるβカロテンが、肌を紫外線など外部からの刺激から守り、ターンオーバー(新陳代謝)を促進して肌に潤いを与えます。また豊富に含まれるビタミンCには、メラニンの生成抑制の働きがあり、シミ・シワを予防する効果が期待できます。
夏バテ予防
紫蘇の香り成分であるペリルアルデヒドが嗅覚を刺激し、胃酸の分泌を促進し食欲を増進させます。ジュースの材料で使用したクエン酸は、血流を改善して疲労の元となる乳酸を分解するため、疲労回復に役立ちます。
まとめ
今回ご紹介したように「赤紫蘇ジュース」は、鍋にお湯を沸かして材料を入れるだけなので、時間がかからず簡単にできます。夏バテの解消や、紫外線でダメージしたお肌を守る効果に期待ができるので、真夏にぴったりの飲み物です。
私が赤紫蘇ジュースを知ったのは、10代の頃。ハウスダストや花粉のアレルギーがあるので、母の勧めで飲み始めたのがきっかけです。個人差はあるかもしれませんが、私の場合は定期的にジュースを飲むようにして少し経った頃、アレルギー症状が改善されました。改善されてから、数年ジュースは飲んでいなかったのですが、再びアレルギー症状が出はじめたので、手作りして飲んでいます。
夏の暑い日に、甘酸っぱい紫蘇ジュースを飲むと元気が出ます。まだ飲んだことがないという方は、赤紫蘇は毎年6月から7月中旬にスーパーなどに出回りますので、見つけたらぜひ試していただけたらと思います。
有機野菜とは、化学肥料や農薬に頼らない農法(=有機農業)で栽培した野菜のこと。化学肥料や農薬を使用した場合、化学肥料の場合は作物に吸収されないと農地外へ流れ出て地下水を汚染したり、土壌中で温室効果ガスを発生させます。農薬も自然環境を汚染して[…]
バターは乳製品。牛から搾った生乳からクリームを分離して練り固めたものを言います。以前に食肉や乳製品を生産する畜産業は、温室効果ガスの排出をはじめ、様々な環境問題を引き起こしていることに触れました。畜産業の環境負荷を減らして環境を保護[…]