KOSelig JAPANのキャンドルに火が灯っている様子

【インタビュー】廃棄しないキャンドル『KOSelig JAPAN』キャンドル作家 谷川すみれさん

このシリーズでは、エシカルな活動をしている方々をインタビューし、ご紹介していきます。エシカルに取り組む方々のことを知っていただき、ご自身の活動の励みや、ライフスタイルにエシカルを取り入れるきっかけとして頂けたら嬉しいです。

キャンドルを抱えている女性

第2回目は、KOSelig JAPANの谷川すみれさん。
谷川さんは、サスティナブルキャンドルブランド『KOSelig JAPAN』のキャンドル作家として活動されています。KOSelig JAPANのキャンドルは天然由来の大豆ロウで作られ、グラスには日本酒瓶をアップサイクルしたものを使うなど、地球環境と人にやさしいモノづくりを行なっています。現在の活動につながった経緯など、谷川さんの活動やブランドについてお話をお伺いしました。

現在どのような活動/事業をされていますか?

私たちKOSelig JAPANは、福岡発のサスティナブルキャンドルブランドとして、日本酒瓶やワインコルクのアップサイクルとリユースの仕組みで、”廃棄しない”キャンドルを制作しております。

また、北欧のような持続可能で幸福度の高い暮らしを目指した商品開発やイベント企画を手掛けております!

サステナブルキャンドル KOSelig JAPAN
KOSelig JAPAN

活動/事業をはじめるきっかけは何ですか?

ノルウェー滞在時に出会ったキャンドルの灯りに魅了されたことをきっかけに、ブランドを立ち上げました。

世界で最も幸福と言われる北欧の国々の暮らしには、空間と時間を彩る大切な灯りとして、キャンドルを欠かすことができません。家族と食事をするときはもちろん、お風呂に入るとき、ゆっくり読書するとき、どんなときでも火の灯りが心を癒してくれ、ゆとりをもたらしてくれます。そんな幸せな瞬間に、ノルウェーの人々は口を揃えて「Koselig(コーシェリ)」と言います。日本でも北欧のような心がホッとする豊かな暮らしを広げたい、その想いからKOSelig JAPANをはじめました。

活動/事業をする上で、大切にしていることはありますか?

お客様への感謝の気持ちを忘れないことです。私たちは、ご注文いただいたお客様全員に手書きのお手紙で感謝の気持ちをお伝えしています。今後、事業が大きくなっていったとしても、続けていきたいと思います。

KOSelig JAPAN谷川さんがハンドメイドしている様子
KOSelig JAPAN

これまで活動/事業をしていて、大変だったことや苦労したことはありますか?

ブランドメッセージを一気通貫させることが大変でした。「KOSelig JAPAN=心地よい暮らしをつくるサスティナブルキャンドルブランド」という印象が定着するように、商品開発はもちろん、イベントやコンテンツを含めてコンセプトを大切に企画しています。

活動/仕事をしていて、一番やりがいを感じるときはいつですか?

お客さまから心が温まる言葉をかけていただいたときが何よりも幸せな瞬間です。私たちは皆さんの心にやすらぎや穏やかな瞬間をお届けしたいと思って活動していますが、実は私たちが一番皆さんからいただいているのかもしれないな、と思うこともあります(笑)。

KOSelig JAPANの白いキャンドルとマッチと箱
KOSelig JAPAN

これからの夢や目標があればお聞かせください。

KOSelig JAPANは「火の灯りで人々の心を明るくしたい」という想いからはじまりました。しかし、今、地球は多くの環境問題を抱え、世界中の人々の暮らしに暗い影を落としています。私たちの夢は、世界中の人々が不安やストレスから解消され、リラックスしたゆとりある豊かな生活を送れるようになることです。そんな心がホッとする暮らしを実現するため、まずはキャンドルというプロダクトを通して持続可能な未来をつくることを目指していきたいと思います。

「会いたいときに会えない」今だからこそ、大切な人と共に過ごすその一瞬一瞬をより良い時間にできる商品を届けていきたいと考えています。キャンドルの火の灯りのもとで、心がホッとする時間をお過ごしください!

編集後記

KOSelig JAPAN は、SDGsの17のゴールのうち、5つの項目に貢献しています。オーガニック原料の使用、廃棄物をアップサイクルしたモノづくり、商品開発や包装にプラスチックを使わない、N P Oへ寄付をする取り組みなどのサステナブルなモノづくりを通して、心が安らぐキャンドルを提供しています。

谷川さんの作られたキャンドルは、ハンドメイドの温もりが感じられるものばかり。ゆっくりしたい時はキャンドルに灯をつけて、癒しのひとときを過ごしてはいかがでしょうか?キャンドルグラスはリユースできるようになっていて、中身のキャンドルだけを「オカワリ」することができます。KOSelig JAPANのキャンドルは、ホームページ(https://koseligjapan.com/)をご覧ください。

キャンドルに灯を灯した様子
KOSelig JAPAN
KOSelig JAPAN谷川すみれさん谷川すみれ
キャンドル作家。高校在学中にエコツーリズム発祥の地であるコスタリカへ留学し、国内外の環境学について知見を深める。同分野の研究のため慶應義塾大学環境情報学部へ進学。 2020年10月、自身の研究テーマである環境学とライフスタイルの関係性に着目したサスティナブルキャンドルブランドKOSelig JAPANを立ち上げる。

 公式ホームページ:https://koseligjapan.com/
 キャンドルアーティスト:https://www.instagram.com/sumire_candle/

谷川さんのインタビューの続きは、こちらからご覧いただけます。

note(ノート)

このシリーズでは、エシカルな活動をしている方々をインタビューし、ご紹介していきます。エシカルに取り組む方々のことを知って…

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