オーガニックや自然素材でつくられた化粧品を何日もかけて探していた結果、自分でつくれば自然素材のみで作ることができると思い、みつろうラップを作ったときに余ったミツロウを使用して、「みつろうクリーム」を自宅で作ってみることにしました。
これから化粧品を変える予定だけど何を選ぶか迷っている方や、肌が乾燥しているので保湿クリームを使いたい、という方におすすめのクリームです。
「みつろうラップ」は洗って繰り返し使える、環境にやさしいサステナブルなラップです。カラフルでキッチンをおしゃれに彩ってくれるみつろうラップは、自宅でとても簡単に作れます!この記事では、好きな布を好きなサイズに切って、自分だけのオリジナルの「[…]
みつろう(蜜蝋)クリームについて
みつろう(蜜蝋)とは
みつろう(蜜蝋、Beeswax)はミツバチの巣から得たものを溶かして固めたもので、市販の化粧品にも使われています。
みつろうクリームの使い方
蜜蝋クリームはお肌を柔らかくし、保湿力が高いため、しっとりとしたお肌にしてくれます。顔、髪、唇、足のかかとなど全身で乾燥が気になる部分や、保湿ケアをしたいところへ使用できる万能クリームです。
キャリアオイル(植物油)を蜜蝋クリームに混ぜ、さらにアロマオイルを入れることで、保湿力や日焼け止め効果などがUPします。
みつろうクリームの作り方
準備するもの(50gの分量)
- みつろう… 6g(約スプーン1杯分)で、50gほどのクリームが作れます。
- キャリアオイル(植物油、ホホバオイルやココナッツオイルなど)… 30ml
- 耐熱容器
- かくはん棒… ガラス棒、割り箸や竹串など。クリームを混ぜるときに使用。
- クリームの保存容器… できれば遮光タイプ。
- アロマオイル… お好みの香り。
- 軽量スプーン
作り方
準備:もし消毒用エタノールまたはキッチン用アルコールスプレーがあれば、使用する道具(耐熱容器、クリームの保存容器など)を消毒しておきましょう。
①みつろうと植物油を計量し、耐熱容器へ入れる。
もしくは植物油の量で調節してもOK。
②鍋に水を入れ、湯煎にかける。
だいたい70-80度位の温度(沸騰していない状態)のお湯の中に、耐熱容器を入れます。そして、ミツロウを湯煎にかけます。※ミツロウが溶けるように温度は調節する。
③弱火にして、よくかき混ぜる
弱火に調節し、ミツロウが完全に溶けるように、ガラス棒や割り箸などでよくかき混ぜます。※ミツロウの溶け残りがないように、完全に溶けてからも3分から5分程度かき混ぜましょう。
④火を止め、粗熱をとってアロマオイルを加える
火を止めて、耐熱容器を鍋から取り出し、1分ほど経ち粗熱が取れたらアロマオイルを4、5滴加えて混ぜます。
⑤保存容器に移し替える
耐熱容器の中身を、クリームの保存用容器に移し替えます。※固まりやすいので、冷ましすぎないように注意してください。
⑥完成!
もしクリームが固まったとしても、手のひらへ載せると体温で柔らかく溶けます。
注意点 / クリームの取り扱い方について
- お肌が敏感な方は、パッチテストを行ってから使用するようにしましょう。
- お肌に違和感や異変を感じたら、使用を中止しましょう。
- 高温多湿、火気の近くで保管するのは避けましょう。
- 涼しいところでの保管をおすすめします。(冷暗所や冷蔵庫など)
- 使用期限は1ヶ月程度が目安です。
まとめ / みつろうクリームを使ってみて
みつろうクリームの使用方法は、私の場合、洗顔後に顔全体にみつろうクリームを伸ばしながらマッサージして、上から化粧水を吹きかけてお顔全体をさらにマッサージして保湿しています。みつろうクリームは、冬の乾燥しやすい時期や保湿力を高めたい時には、多めにクリームを使うようにして、夏やお化粧をする前など保湿(や油分のテカリ)がそこまで必要ないかなという時には、薄く顔全体に伸ばすようにしています。
みつろうクリームを使ってすぐに効果を感じたのは、足のかかとの乾燥でした。朝シャワーをして足のかかとの乾燥した部分にクリームを擦り込みながらマッサージし、靴下を履いて外出後、夜帰宅して靴下を脱ぐと、足のかかとがツルツルに生まれ変わっていました。一度、ツルツルに生まれ変わってからは、かかとも乾燥しにくくなりました。
毎年冬になると、必ず顔のお肌の乾燥に悩まされていましたが、クリームの効果なのか、その悩みも解消されています。
自然素材なので保存期間は短いですが、お肌への効果や使用感、コスト面など総合的にみて、とても気に入っています。乾燥肌でお困りの方や、自然素材化粧品をお探しの方は、是非いちど「みつろうクリーム」を試していただけたらと思います。
「みつろうラップ」は洗って繰り返し使える、環境にやさしいサステナブルなラップです。カラフルでキッチンをおしゃれに彩ってくれるみつろうラップは、自宅でとても簡単に作れます!この記事では、好きな布を好きなサイズに切って、自分だけのオリジナルの「[…]