冬になると「こたつでみかん」を食べたくなるほど、冬はみかんが欠かせません。みかんの実だけ食べて皮は捨ててしまっているという方、意外と多いのではないでしょうか?実はみかんの皮は、掃除やお風呂の入浴剤として活用することができるので、捨ててしまうのは勿体ないんです!
この記事では、皆さんが美味しく食べた「みかんの皮を掃除洗剤と入浴剤として活用する方法」を見ていきます。
みかんの皮でお掃除する方法
みかんの皮は、水垢汚れや油汚れ落としに役立つ成分、リモネン、ペクチン、クエン酸が含まれています。リモネンは油を浮かせて汚れを落とす効果があり、ペクチンはコーティング作用とツヤ出しします。クエン酸は、アルカリ性の臭いや水垢、石鹸カスの汚れに効果的です。
みかんの皮「そのまま」で掃除する方法
電子レンジの頑固な汚れ掃除には、みかんの皮(1個分)を電子レンジで500Wで1分ほど加熱し、温かいみかんの皮で電子レンジの油汚れを擦り落とし、固く絞った布巾で庫内を吹き上げ、乾燥させます。
シンクや水道の蛇口の汚れには、みかんの皮の白い部分で磨くだけでピカピカになります。
みかん皮スプレー
みかんの皮でスプレーを作っておくと、フローリングやシンク、ガスコンロまわり、浴槽など様々な場所のお掃除に使うことができて便利です。使い方は、直接汚れに吹きかけるか、布巾や雑巾にスプレーを吹きつけて濡らしてから汚れを拭き取るようにします。
みかんの皮スプレーの作り方は、みかんの皮3個分に対して水300mlを鍋に入れて、沸騰したら弱火にして15分ほど煮ます。冷めたらザルでこして皮を取り除き、スプレー容器に入れて完成です。
みかんの皮を入浴剤として使う方法
みかんの皮はお風呂の入浴剤としても楽しめます。爽やかなみかんの香りがして、リラックスできます。みかんの皮に含まれるリモネンには、血行促進や保温する効果がありますが、酸化するとピリピリと皮膚へ刺激を与える作用がありますので、みかんの皮を入浴剤として使うときは、生のままでも使えますが、敏感の方は乾燥してから使うと良いでしょう。
材料
みかんの皮と、皮を包むためのガーゼと紐があればOK。
(みかんの皮1個分であれば、27cm x 27cmくらいのサイズの生地があれば足ります。)
作り方
- まずはみかんの皮を水でよく洗います。
- フレッシュな生のみかん皮を使うときは、そのままガーゼ布に包んで完成です。みかんを乾燥させて使うときは、みかんの皮をちぎってお皿やザルの上で1週間ほど天日干しします。
- 乾燥したみかんをガーゼに包んで、紐で結んで完成です。
まとめ
冬になるとスーパーに必ず並び、食べたくなるみかん。みかんを美味しくいただいた後、皮は「お掃除での汚れ落とし」や「お風呂の入浴剤」として使うと無駄が出ません。
みかんを食べた後すぐに、みかんの皮をゴミ箱に入れるのではなく、シンク周りを軽く掃除してみてください、ピカピカになって驚きます。みかんを入浴剤としてお風呂に入れるのもおすすめで、ほんのりみかんの香りが漂ってリラックスします。
みかんの皮、捨てないで活用してみませんか?
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