穴があいたり破れてしまった服を再利用する方法として、リユースや寄付を選ぶのは難しいと思います。そのため、着れなくなった服はリメイクをして再利用するのがおすすめです。
今回は、まだ買って数回しか着ていない赤いワンピースに穴があいてしまったので、その生地を使ってトートバッグを作ることにしました。作り方をまとめましたので、参考にしていただけたら嬉しいです。
自分の年齢や体型の変化で”着られなくなった服”については、リメイクの他に寄付をしたり、フリマサイトで販売するなどをして再利用ができます。詳しい方法については「着れなくなった服は、再利用しよう! リユース・リメイク・フリマ・寄付の方法をご紹介」でご紹介していますので、ご覧ください。
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リバーシブル・トートバッグの作り方
私が参考にしたのは、アメリカ在住のDanaさんが運営するサイト「MADE EVERYDAY WITH DANA」で紹介しているトートバッグの作り方「REVERSIBLE, LINED, COLOR-BLOCKED TOTE」です。ファッション小物や洋服の作り方も掲載しているので、ハンドメイドが好きな方におすすめのサイトです。
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準備するもの
まずは、生地を準備します。
着れなくなった服(余った生地、端切れ)があれば優先的に使用しましょう。使用する布のサイズによって出来上がるバッグサイズが異なるので、欲しいバッグのサイズを決めてから、生地を準備するといいかもしれません。
生地におすすめなのは、キャンバス生地など少し厚手のコットン。
裏表リバーシブルで縫製するので、2枚生地を合わせた状態で、お手持ちのミシンで縫える厚みが良いと思います。私は写真の赤いワンピースと足りない生地に、貰い物の布と余り布を使用しました。
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作り方
1. 生地を裁断(好みのサイズでOK)
- バッグ本体(表2枚&裏2枚=計4枚)・・・30cm x 46cm
- バッグ底(表2枚&裏2枚=計4枚)・・・15cm x 46cm
- ハンドル(表2枚&裏2枚=計4枚)・・・6cm x 63cm
縫い代は上記にプラス1cmつけて裁断します。
2. 縫製
① ハンドルを縫う
ハンドルの布を中表に合わせて、両側を縫い代1cmで縫い合わせます。縫い合わせたハンドルを表に返して、上から両サイドから7mmのところをステッチします。
②バッグの本体を縫う
バッグ生地の「本体」と「底部分」を中表に合わせて縫い、4枚の布にします(ロックミシンまたは、かがり縫いで布端を始末しましょう。仕上がりが綺麗になり、生地がほつれにくくます)。
表と裏生地の計4枚のうち、2枚ずつ中表に合わせてサイドと底部分を縫います。
マチをつけたい方は、バッグの底端部分を三角に折り、好きなマチの長さを測ってミシンで直線に縫います(私の作成したバッグは12cmのマチをつけました)。上側以外の布端は全てロックミシンまたは、かがり縫いで始末しておきます。
③バッグの上側を縫う
バッグの上側を、それぞれ縫い代1cmにアイロンで折っておきます。出来上がった本体のバッグ1枚を表に返して、もう1枚の裏になったままのバッグ生地を重ねます。(この時に、きちんとリバーシブルになっていれば正しく重なっています。)
④バッグの上側とハンドルを縫う
バッグの上側を、縫い代1cmに裏側に織り込んで、1枚の生地をピンで止めていきます。
この時に、かならずハンドルを一緒に合わせましょう。(ハンドルの位置はお好みですが、私はバッグのサイドから7cmの箇所につけました。)ハンドルは、バッグの中に5cm程入れ込んで縫いましょう。
バッグの上から5mmの箇所にステッチをして、ハンドルも一緒に縫います。(強度が欲しい時は、さらに5mm外側にステッチしましょう。)
⑤完成!
リバーシブルのトートバッグが完成しました。
リバーシブル・トートバッグを作った感想
このリバーシブル・トートバッグは、直線でできた形なのでパターンがいらない為、2〜3時間という短時間で完成できました。(初心者の方はもう少し時間がかかるかもしれませんが、裁縫に慣れていない方でも作りやすいバッグです!)
今回は穴のあいたワンピースと残布、糸も購入してあったものを使用したので、「材料費は0円」で済みました。無料(タダ)で使い勝手のいいトートバッグが出来上がったので、とっても得した気持ちになりました。やわらかくて軽くてたくさん入るので、近所への買い物にはエコバッグを詰め込んで持ち歩き、散歩の時には携帯とお財布を入れて・・・様々なシーンで楽しみながら使用しています。
皆さんも、ぜひ着れなくなってしまった服や余り布を使って、ご自身のオリジナルバッグを作ってみてください!
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